カブハル

フォーマットを守る。

牛

101.頭の良さよりもフォーマットを守ることが必要

株できちんと儲けるには「頭の良さ」よりも「フォーマットをきちんと守る」ことが大事な気がする。

株できちんと儲けるための基本的なフォーマットとは

  1. 損が少ないうちに損切りする
  2. 含み益になった株はできるだけ持ち続けて含み益を増やす
  3. 自分の全資産の90%(理想的には95%)を使用して株式投資を行う

である。

そしてこの「基本的なフォーマット」を行うために必要なのは「実行する勇気」であって「頭の良さ」では無い。

さらに「値上がりする可能性が少しでも高い株を選ぶために必要なこと」は

  1. EPSが右肩上がりの株を選ぶ
  2. 割安株を選ぶ
  3. 小型株を選ぶ
  4. IR資料(決算書など)の日本語の文章を読む(初心者向け)
  5. IR資料(決算書など)の数字の部分も理解する(中級者向け)

だ。

ただ、この「値上がりする可能性が少しでも高い株を選ぶために必要なこと」は正直気休め程度にしか効果がないのでは?と思うことがある。この基本を守っていても、本当に値段が上がらない時は本当にマジで全然上がらない。これに全く当てはまらない株がめちゃくちゃ値上がりすることも良くある。だから「株は全然分からない。俺たちは雰囲気で投資している」って株で勝ってる人が時々ネタで言うことがあるけど、これは半分冗談で半分本気で言っていると思う。

それでも、最初のフォーマットさえ守っていれば、全然儲からない時期が続いても、少なくとも死にはしない。そして株式市場に参加し続ければ、いつか時期が来てきちんと儲かることができる。

株で全く儲けられない人は「値上がりする可能性が少しでも高い株を選ぶために必要なこと」の方を勉強しがちだけど、そもそもそれ以前の「株できちんと儲けるための基本的なフォーマット」が実行できていないことが多い。

だからもしそう言う人が長期的に値上がりする株を購入することができたとしても、わずかな利益しか手に入れられない。「含み益になった株はできるだけ持ち続けて含み益を増やす」ことができないし「自分の全資産の90%(理想的には95%)を使用して株式投資を行う」ということをしていないからだ。

だから株式投資できちんと儲けるために大事なことは「値上がりする可能性が少しでも高い株を選ぶために必要なこと」を勉強するよりもむしろ「株できちんと儲けるための基本的なフォーマット」を守ることだし、「株できちんと儲けるための基本的なフォーマット」を行うために必要なのは「実行する勇気」であって「頭の良さ」ではない。

次回、102.多分、ねばらずに気軽に損切りした方がいい