カブハル

なんで文章が「翻訳された投資本」っぽいかというと、最近「翻訳された投資本」を読んでるからです。

牛

45.株式投資は孤独なゲーム

株式投資とは「どの銘柄を買うか」「いつ買うか」「どれだけの数買うか」「いつ利確するか」「いつ損切りするか」を自分一人で決めないといけない。つまり、本質的には株式投資は孤独なゲームだ

そして、これらの投資判断のひとつひとつを他人に委ねれば委ねるほど、その投資は危険なものになるのだ。すなわち――「テレビでアナリストが言っていたから」「株で成功している人がその株を持っているから」「今話題の全員参加型の祭り銘柄だから」「有名人が『絶対上がる』と煽っているから」「仲がいい人がその株を購入したから」これらは全て株で失敗する人の購入理由だ。「他人がそう言ったから」「他人がそうしたから」は株を購入する理由にならない。

例えばあなたがファンダメンタルズ分析投資家ならば、購入理由は「割安だから」「成長性があるから」というようなものになるはずだ。

例えばあなたがテクニカル分析投資家ならば、購入理由は「支持線に跳ね返されてチャートが上向きになったから」「出来高が急増して株価が上がったから」というようなものになるはずだ。

例えばあなたがモメンタム投資家ならば、購入理由は「株価が直近の高値を超えたから」というようなものになるはずだ。

「他人がそう言ったから」「他人がそうしたから」という理由で株を売買して金持ちになった奴はいない。投資判断を他人に委ねる人間は成功しない。

時には銘柄の情報交換をするのもいいだろう。話題の株に関して皆であれこれ言うのもいいだろう。けれども常に覚えておけ。本質的には株式投資は孤独なゲームだ。

あなたのことをお金持ちに出来る人間はあなた自身だけだ。

次回、46.ファンダメンタルズ分析初心者のための最強の銘柄の探し方