カブハル

両方買おうぜ。集中投資にならなくなっても両方買おうぜ。

牛

58.同じくらい魅力的な株が二つ現れてどちらかに集中投資したい時

今回は同じくらい魅力的な株が二つ現れたけど、投資用資金に余裕が無いからどちらかに集中投資したいときの話。

まず、同じくらい魅力的な株が二つ現れたからと言って、両方とも同じくらい株価が上がるなんてことはない。片方は少しだけ上がって、もう片方は数倍になる、なんてことは良くある。そして私は集中投資推奨派なので、この時に「どちらかに集中投資したい」という気持ちはとても良く分かる。なぜなら、妥協して50%ずつ資金を振り分けて両方買った場合よりも、100%の資金を数倍になる株の購入に充てることに成功した方が得られる利益が当然大きいからだ。

ただ、私の経験から言えることは「申し訳ないけど、妥協して資金を50%ずつにして両方買ってほしい」ということだ。

確かに、一か八か片方に賭けて数倍になったら大成功と言っていい。でも、一か八か片方に賭けたらほとんど上がらずに、逆にお金を賭けなかった方が数倍になって悔しい思いをする、なんていう可能性もあるのだ。

だからもし「同じくらい魅力的な株が二つ現れた」場合は、どちらか片方に賭けて「大成功」か「失敗」のどちらかの結果を得るのではなくて、両方に50%ずつ賭けて「ほどほどに成功」としてほしい。もちろん、この時資金が少なかったら「50%ずつに振り分けたら、これもう集中投資とは言えないわ」っていう金額ずつしか投資できないかもしれない。それでも50%ずつにして投資してほしい。

もちろん同じくらい魅力的な銘柄が5個も10個もあるなら、そもそも投資する銘柄の基準をもっと厳しくしてほしいんだけど、投資基準を結構厳しくしてもどうしても同じくらい魅力的な銘柄が二つ残ってしまった、っていう時は今回の話を参考にしてほしい。

56.狙っていた株が急騰して乗り遅れたら買う?買わない?と今回の話は「これさえ出来ていれば私の資産は今頃億に届いてたのに」っていう後悔を元に書きました。

つまり、偉そうに書いてるけど私、これらが出来ていなかった。今回の話と56.狙っていた株が急騰して乗り遅れたら買う?買わない?の話は、私の投資経験を踏まえて「多分、こうするのが正解だわ」っていうアドバイスです。

ご参考ください。

次回、59.EPSが右肩上がりの株にも粉飾決算はあります