カブハル

私はサボってる。

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71.ファンダメンタルズ分析の王道は決算書(とかIR情報)を読むこと

ファンダメンタルズ分析を本当に極めたいなら、全ての企業の決算書(とかIR情報)を読むべきだと思う。ちなみにEDINETで有価証券報告書を見ることができて、TDNETで決算短信を見ることができるそうです。

日本でファンダメンタルズ分析投資で成功している人たちのことを思い出してほしいんだけど、あの人たち全ての会社の決算書とまではいかないかもしれないけど、それでも大量の会社の決算書(とかIR情報)を読んでるじゃん?世界一投資で成功したウォーレン・バフェットさんも大量の決算書を読んでるらしいし。

だから、もしあなたがファンダメンタルズ分析投資を本当に究極的に極めたいなら、やるべき努力は決算書(とかIR情報)を大量に読んで投資チャンスを探すことです。

さて、私のサイトで解説した株の投資方法を見て「この人の投資方法はEPSが基本的に右肩上がりで、あとはROEがいい感じに高くてPERがいい感じに安い銘柄に投資する方法なんだな」と認識している人もいるでしょう。

その表現も間違いでは無いのですが、より正確に表現するなら「決算書(とかIR情報)を見てどの企業に投資するかを決める投資法のサボりバージョン」なのです。

そもそも全ての企業の決算書を確認するって大変過ぎない?だから「EPSが基本的に右肩上がり」とか「ROEがいい感じに高い」とか「PERがいい感じに安い」とかの情報でどの企業のIR情報を確認すべきかを絞っているのです。そして、最終的にはIR情報を読んでから投資すべきかどうかを決めています。

「EPSが基本的に右肩上がり」とか「ROEがいい感じに高い」とか「PERがいい感じに安い」とかの情報はどの銘柄に投資するかの手がかりであって、「IR情報を読む」ことで投資を決定するのです。

「IR情報」で決定しているということはIR情報が一番大事な情報ということです。43.IRに何書いてるか意味が分からないけどIRを読もうとか46.ファンダメンタルズ分析初心者のための最強の銘柄の探し方とかも参考にしてね。

ただ、私の投資法は所詮「決算書(とかIR情報)を見てどの企業に投資するかを決める投資法のサボりバージョン」なので「まだ業績には現れていないけど、実はものすごい計画を立ててる会社」とか「まだ業績には現れていないけど、実はものすごい変化を見せている会社」とかを見逃す可能性が高い……というのが私の投資法です。

というわけで皆IR情報を読もう。

次回、72.なぜ損切りができないのか