カブハル

カタリストについて語リスト。

牛

93.えげつなく稼いでいる人はよくカタリストの重要性を語ってる

これは私の思い込みのみで話すことだけど、50億とか100億とかえげつなく株で稼いでいる人はよくカタリストの重要性を語っている。

私の理解では、カタリストとは「株価が急激に上昇する『きっかけ』のこと」である。

具体的な例を挙げるなら「今度こういう内容の法改正があるから、この法改正をきっかけとして業績が向上することが目に見えてるよね」とか「以前から手を出している分野が急激に成長している。ここに本格的に投資を開始するから業績が急拡大することが目に見えてるよね」みたいな情報のことである。

私が今までこのサイトでカタリストの話をしなかったのは私自身がカタリストに注目した投資方法をしていないからです。単純に「業績が良い銘柄への投資」しかしていない。

そして「業績が良い銘柄への投資(EPSが右肩上がりの銘柄への投資)」をするだけでも、自動的にカタリストらしきものがその銘柄に存在することは良くある。

でも私は

業績が良い
カタリストがある

というような投資をしている。主目的が「業績が良い株を買うこと」で、副次的に「あ、なんかついでにたまたまカタリストがあるわ」みたいな投資をしてる。だから極端に言えば、カタリストが無くても気にしない。

それと比べて50億とか100億みたいにえげつなく稼いでいる人は

カタリストがある
業績が良い

というような投資をしている(気がする)。主目的が「カタリストがあること」で、副次的に「あ、なんかついでに業績もいいわ」みたいな投資をしてる。だから極端に言えば、業績が良く無くても気にしない。

そして「カタリスト」を探すこと自体はそれほど難しくない気がする。なぜならカタリストを持つ企業にカタリストを隠す理由が無いから。むしろカタリストが明らかであれば株価が向上することが期待できるので、積極的にIR情報とかでアピールしてると思う。それでもなかなか見つからない理由は、カタリストというのは将来業績が良くなる予定の情報であって、今現在はまだ業績に反映されていないからだ。むしろ今現在は業績が悪い可能性すらある。今現在業績が悪い企業のIR情報をわざわざ確認する人は少ない。業績が悪い企業が言うことを信じるかどうかと言う問題もあるし。

以前、ファンダメンタルズ分析の王道は決算資料などのIR情報を読みまくることって言ったけど、IR情報を読みまくるほど投資成績が良くなる理由は、一つはもちろん業績が良い銘柄を見つけられるからだけど、もう一つの理由としてカタリストを持つ企業を見つけることができるからだと思う。

そして、大小様々なカタリストが株の世界に存在するけど、その中で一番大きくて一番過激なカタリストを狙って投資することを繰り返すことで50億とか100億みたいな資産を築けるんだと思う。

だって資産が数千万とか一億とか二億くらいの人って普通に業績がいい株の銘柄を買ってるだけでしょ?私も資産数千万しかないし。この人たちって業績がいい銘柄への投資を勧めるけどカタリストの重要性ってあんまり話さなくない?私も含めて。

対照的に50億とか100億とか桁外れに稼いでいる人は結構カタリストの重要性を語ってるんだよね。私の思い込みかもしれないけど。

私がカタリスト投資に手を出さないのは面倒臭いからと、なんとなく苦手意識があるからです。

でもカタリスト投資に挑戦して失敗したから苦手意識があるのではなくて、そもそもカタリスト投資をしたことがないのに苦手意識があるということは、多分単に食わず嫌いなだけなんだろうなあ。

挑戦してみようかなあ、カタリスト投資。

次回、94.お金持ちになるための基本は「節約」と「投資」