88.明日5%上がる株を買うのでは無くて、1年後に20%上がる株を買う
このサイトのコンテンツを見て、このサイトの説明通りに株を選んで購入しても儲かっていない人は、多分短期的にすぐに含み益になりそうな株を選んで買っているのだと思う。
「できるだけ明日からすぐに上がって含み益になる株を買う」ようにしていると、「謎の力」が働いて、なぜか一年後はあんまり儲かってないよ。
逆に「短期的には株価はどうなるかは分からないけど、一年後には20%の含み益にはなってそうな気がする。業績良いし。多分。っていう株を選んで買う」ようにしていると、「謎の力」が働いて、一年後にはそこそこ儲かってるよ。
だから基本的には「年利20%を取れれば十分」という意識で長期的な視点で株をやるといいよ。「すぐに含み益になりそう」とか「明日から株価が上がり続けそう」っていう株を選ぶのはやめよう。
短期的にすぐに含み益になるのを狙う人は、多分チャートの形を参考にすると思うんだけど、「すぐに含み益になりそう」とか「明日から株価が上がり続けそう」っていうやつは多分すでにある程度動意づいていて短期的には含み益になるかもしれないけど、長期的には高値づかみになる可能性も高いよ。
だから理想的なチャートは動意づいていない株。なんてことないチャートの株。上がりそうでもあり、下がりそうでもあるチャートの株。横横のチャートの株。特に誰も注目してない株。ありふれたチャートの株を買うといいよ。
理想は横横のチャート(上がっても下がってもない真横のチャート)の株。あるいは少なくとも注目を集めていない株を買うといいよ。
もちろん注目を集めている株を買って儲かる投資手法を取っている人も世の中にはいるけど、学術的には「小型株・割安株の方が儲かりやすい」っていうことが分かっていて、「割安株の方がいい」っていうことは、言い換えるなら、まだ注目を集めておらず、もちろん動意づいてもいない、割安で放置されている株を買うといい、っていうことだよ。
「EPSがある程度右肩上がりで、IRの内容もまあまあ良くて、その上で割安で放置されている株なんてあるのかよ?」って思うかもしれないけど、普通にあるよ。探してね。
そしてもちろん年利20%を狙っても、20%の年利が取れるとは限らない。調子がいいと年利50%を取れたりするかもしれないし、調子が悪いとマイナスの成績で終わるかもしれない。
それでも「年利20%を取れれば十分。一年後に20%上がってる株を買う。短期的にすぐに含み益にならなくても良い。最終的に20%の利益を得られるなら、しばらくの間含み損でもいい」くらいの気持ちで株式投資をしていれば、まあまあ上手くいくよ。
そしてもしあなたが本当に年利20%を安定的に取れるようになったら、複利の力が働いて、あなたはえげつなくお金持ちになれるよ。そもそもこの文章を書いてる私だって、年利20%を安定的に取るなんていう神技的なことは出来ないし。
というわけで、狙うは年利20%だ。