95.リーマンショック/コロナショックの大底の日経平均のPBR
皆さんも知っての通り、リーマンショックやコロナショックは株式投資の歴史に残る大暴落でした。ではそれぞれの暴落時に日経平均のPBRがつけた最低の値はどれくらいだったのでしょうか。
リーマンショックの時の日経平均のPBRの大底は0.81でした。(【次の一手】日経平均株価PBRはリーマンショック時の水準へ|投資情報局|岡三オンライン-岡三証券株式会社が提供するネット証券サービス)
コロナショックの時の日経平均のPBRの大底は0.82でした。(株の銘柄選び:「PER」と「PBR」は何倍がいいの?株価指標の見方と注意点 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア)
日経平均のPBRは日経平均株価:PBRチャート | 投資の森から確認できます。
リーマンショックの時につけたPBR0.81が日経平均の歴史上最低の水準です。
リーマンショックの時に株式投資をしていなかった人はリーマンショックがどれほどすごい事件だったか知らないと思いますが、リーマンショック当時は「資本主義というシステムが崩壊するかもしれない」とまで言われていました。
コロナショックで暴落した時はリーマンショックの時につけたPBR0.81が意識され、PBRが0.81に近づくにつれ買い向かった投資家も多く、PBR0.82から株価は反発しました。
つまりこれから先、リーマンショックやコロナショックに匹敵するような株式投資の歴史に残る大暴落を経験した時は日経平均のPBRが0.8台になってきたあたりで少しずつ買い向かうといいということです。
まあ、0.8をさらに下がっても責任は持ちませんが。
参考にしてね。