124.3000万円はアーリーリタイアできるか否かの当落線上にいる
3000万円はアーリーリタイアできるか否かの当落線上にいる。
3000万円でアーリーリタイアできないということはない。3000万円くらいでアーリーリタイアして、その後も株式投資を続けながらアーリーリタイアを何年も続けている人をネットで見たことがある。
ただ3000万円はギリギリよね。年利10%の成績で300万円得られるけど、税金も引かれるから単純に300万円得られるわけではないし。300万円って新卒の年収より低いし。でも年利13%の成績で390万円。新卒の年収よりはそこそこ高くて、まあまあ十分では?年利15%の成績で450万円。生活にはもう十分。でも2年連続でマイナスの成績になったらもうピンチ。
3000万円はほんと絶妙な金額。投資成績のほんの数パーセントの違いで十分生活できるかアーリーリタイア継続が困難になるかが決まる。
ただ3000万円でアーリーリタイアしたい人の気持ちは良く分かる。私も3000万円貯まったときめちゃくちゃ会社辞めたかった。
でも「3000万円でアーリーリタイアした直後にリーマンショッククラスの暴落が来たらきついな」と思って我慢しました。5000万円で会社辞めて、その後資産は増えたり減ったりして今も5000万円。変わってへんや無いかい。
5000万円で会社辞めて良かったなって思ったことは、会社辞めた直後にコロナショックが来たことですね。3000万円で会社辞めてたらやばかったかもしれない。たぶん私の投資経験の中ではコロナショックが一番やばかった。5000万円で会社辞めたけどコロナショックの大底では資産が3900万円くらいまで下がったからね。3000万円切ったらもう一度就職しようと覚悟した。元に戻せてよかったけど。
3000万円で会社をやめてうまく行くかどうかは結構ギャンブルだと思う。まあ株やってる時点でギャンブラーと言えばギャンブラーだけど。
次回、125.戦いは数だよ兄貴。