カブハル

1000万円まで到達すると自信がつく。

牛

20.株式投資攻撃戦略。100万円〜1000万円編

100万円〜1000万円の人の、株式投資攻撃戦略。ただ、100万円〜1000万円って結構幅があるよね。200万円の人と900万円の人に同じことを伝えてもしょうがないので、前半は100万円〜500万円の人向けに話そう。

まず、100万円〜500万円の人は、そこそこ資金はあるとしても、やはり本気で稼ぎたいなら基本的な戦略は19.株式投資攻撃戦略。100万円以下編と同じように、14.株で確実にお金持ちになる方法。防御戦略の防御戦略は不要。13.株式投資ポートフォリオ基本戦略で話した30%のキャッシュポジションもまだ持たず、フルインベストメント(投資用資金全額投資)で良いと思う。

この資金で始める投資初心者もいると思うので、株をやってみて「どうも株がうまく行かない」と思ったら、その時に初めて本気でバリバリ稼ぐのは諦めて、バランスよく稼ぐ……つまり、14.株で確実にお金持ちになる方法。防御戦略の防御戦略を始めよう。

100万円〜500万円で大事なのは、「ちゃんと投資で勝つことが出来るようになること」だ。例えば、景気が下り坂の時は、投資がうまく行かなくてもしょうがない。その時は、投資が上手い人でも損を出したりするんだもの。だけど、少なくとも景気が良い時にはきちんと勝つことができないといけない。例えば、日本のバブル時代にも、株式投資で儲けることができていた人は50%以下だったそうだ。どんなに景気が上向きの場合でも、株式投資で儲けている人よりも損をしている人の方が常に多いのだ。

どうしても勝つことができないなら、私が解説している以外の投資方法も試してみると良いと思う。私は長期投資派なので長期投資を解説してるけど、短期投資とかイベント投資とか試してみると良いよ。単にあなたに長期投資が合わないだけかもしれないし。

それでもどうしても勝てないなら、14.株で確実にお金持ちになる方法。防御戦略の防御戦略を100%で始めるか、インデックス投資をしよう。

次は500万円〜1000万円の方の株式投資攻撃戦略。

多分株式投資でそこそこ勝てていてこの投資資金に到達したものと思います。ここからは、今まで全く無視していた13.株式投資ポートフォリオ基本戦略のキャッシュポジションに関してそろそろ考え始めて良いと思う。例えば500万円の30%は150万円。なかなかの大金である。しかし、問題はこのキャッシュポジションである。

「株式投資においてキャッシュポジションは『基本』にして『奥義』である」。なぜなら、例えば500万円の例だと150万円を下落相場のために取っておくことになる。逆に言えば、下落相場が来ない限り、150万円は死金になる。150万円分の儲ける種を、通常時は使えないのだ。150万円分の儲けるチャンスが使えない。

例えば1000万円になると300万円分の儲けるチャンスが使えないし、3000万円だと900万円分の儲けるチャンスが使えないし、5000万円になると1500万円分の儲けるチャンスが使えないし、1億円になると3000万円分の儲けるチャンスが使えなくなる。これは、下落相場用の資金としても、待機資金が大きすぎないか?

というわけで、なんとなくキャッシュポジションを30%ではなく、20%や10%にしてみたりするのだ。その途端やってくるガチの下落相場。薄くしたキャッシュポジションのせいで全然余裕がない。逆に、キャッシュポジションを厚くしている時に来た上昇相場。もっと資金を投入していればもっと儲かったのに……と思いながら、上昇していく株価を眺める羽目になるのだ。

どのような状況、タイミングでどの程度キャッシュポジションを保持しているかで、どれだけ儲けるチャンスをものに出来るかが大きく変わるのだ。今後貴様はキャッシュポジションの配分と闘いながら上を目指すことになるのだ。

ちなみに私は1000万円くらいまでほぼフルインベストメントだったけど、1000万円を超えたくらいからキャッシュポジションを意識し始めました。でも、早い人だと500万円くらいからキャッシュポジションを意識し始めて良いと思う。

ちなみに、キャッシュポジションを厚く持っていたまさにその時に下落相場が来た時の無敵感は気持ちいいです。「いくらでも下がるが良い!!いくらでも買ってくれるわ!!」っていう気分になります。

そんな感じで1000万円に到達できれば、「少なくとも私が今おこなっている投資方法は間違いではないな」と自信がつきます。

次回、21.PER(株価収益率)とは