カブハル

突然どうした。

牛

66.お金持ちの話になると、みんな突然極端に頭が悪くなる

今回は「お金持ちの話になると、みんな突然極端に頭が悪くなる」という話をします。

「私の学校のクラスには、性格が良い人もいれば、性格が悪い人もいる」

うん。わかる。

「料理人には性格が良い人もいれば、性格が悪い人もいる」

うん。わかる。

「めちゃくちゃ性格が悪い人でなければ、お金持ちになれない」

突然どうした。

「めちゃくちゃ性格が良い人でなければ、お金持ちになれない」

突然どうした。

ね?なぜかお金持ちの話になった途端、みんな極端に頭が悪くなってるでしょ?お金持ちには性格がいい人もいれば、性格が悪い人もいるよ。なぜならお金持ちになるのに必要なことは「リスクを取ること」であって、性格は関係ないからね。

「漫画家になりたいなら、漫画家を目指して漫画の書き方とかを勉強するといいよ」

うん。わかる。

「料理人になりたいなら、料理人を目指して料理の作り方とかを勉強するといいよ」

うん。わかる。

「お金持ちになりたいなら、お金持ちを目指してはいけない。目の前のことを必死にやっていればいつの間にか辿り着いているもの。それがお金持ち」

突然どうした。

ね?なぜかお金持ちの話になった途端、みんな極端に頭が悪くなってるでしょ?お金持ちになりたいなら、お金持ちを目指してお金持ちになるための方法とか勉強するといいのは当たり前のことだよ。例えばお金持ちになるための勉強をしないと、お金持ちになるための基本的な方法が「起業」「不動産投資」「株式投資」のいずれかに手を出すこと、っていう知識すら身につけられないでしょ?

だからもしこの文章を見ている人で「お金持ちになりたいけど、お金持ちになるのに、お金持ちを目指してはいけないのか……。一体どうすれば……」と悩んでいる人がいたら、そんなことなくて普通にお金持ちを目指してお金持ちになる方法を勉強するのが一番お金持ちに近づける方法だから、バリバリ目指してバリバリ勉強してね。

つまり、みんな「お金持ち」というものを特別視し過ぎなんだと思う。

実は「お金持ち」って時の運とか勝負運とかじゃなくて「勉強」である程度どうにかなるものだよ。

次回、67.お金持ちにもお金にコントロールされている人がいる