162.株の典型的な失敗パターン
株式投資の典型的な失敗パターン、つまり株を退場する人が良く行っている典型的な投資法は検索したり本を読んだりすれば結構簡単に分かる。すなわち以下の二つである。
「短期間に大量に株の取引を行っている(つまり、デイトレーダー)」
「信用取引を行っている(証券会社に借金をしてそのお金を投資に使う投資法のこと)」
つまりこの二つの行動を避けるだけで投資の世界での生存率はかなり上がる。
そして株式投資を始めるにあたって勉強したことがある人にとって、この話は常識である。
のだけど、「信用取引を避けた方がいいよ」とごく普通の当たり前のことを教えてくれた人のことを神格化してtwitterで崇め奉っている人がそこそこいて、そのあたりの人がちょっと苦手……。
その人に言われるまで「信用取引を基本的に避けた方がいい」という常識を知らない時点で、多分自力で株に関して勉強する能力がないし。「信用取引を避けた方がいい」という常識をあたかも「私は普通の人が知らない物凄いことを教えてもらった」と思って教えてくれた人を神格化しているのもどうかと思うし。
そしてその人たちが過剰に信用取引を敵視しているのも苦手。
多分株式投資で成功する方法ってざっくり「現物取引のみの集中投資」か「信用取引を使った分散投資」の2つある。ここら辺は、株式投資をずっと続けて、株で儲けてる人の話をtwitterとかでダラダラと見てたら、なんとなく分かる話なのだけど。
だから信用取引もありといえばありなんだよね。
なお、この組み合わせを間違えると人は金持ちになれない。
「信用取引を使った集中投資」を行う人は基本的に死ぬし、「現物取引のみの分散投資」は基本的にお金はあまり増えない。
だから「twitterで「信用取引をしない方がいい」と教えてくれた人を崇め奉ってる人たち」って自力で勉強する能力ないし、信用取引を過剰に敵視するということは「手法としては信用取引を使った分散投資もありなんだな」ということを理解する柔軟性もないのだろうし。
やっぱりちょっと苦手。