カブハル

私のイメージ。

牛

70.私から見た「起業」「不動産投資」「株式投資」の評価

お金持ちになるための方法は主に「起業」「不動産投資」「株式投資」の3つです。

そしておそらく「起業」でお金持ちになることが最も理想的でしょう。

人間が幸福感を感じる源泉は

の2つです。

「起業」すれば部下を雇うことで「良い人間関係(量より質)」が作られ、さらに自分の力で事業を運営することにより「自分の人生を自分でコントロールできているという感覚」も得られることでしょう。

また、世の中の人も「地主」や「株の投資家」よりも「社長」を最も尊敬する目で見ることでしょう。

というわけで、あなたに起業を成功させる能力があるなら「起業」は一番お勧めです。

「資本主義を攻略する」という点において最強なのは「株式投資」です。

例えば私たちはTOYOTAを経営する能力は持っていませんが、トヨタ自動車(7203)に投資するだけで、TOYOTAが事業を行って得た利益のおこぼれに預かることができるし、Googleを経営する能力は持っていませんが、Googleに株の投資を行うだけで、Googleが事業を行って得た利益のおこぼれに預かることができるのです。

世界一株式投資で成功したウォーレン・バフェットさんは世界有数のお金持ちですが、冷静に考えれば例えばAmazonとかAppleとかGoogleみたいに世界を変える商品やサービスを開発して世界有数のお金持ちになれるのはなんとなく分かりますが、株式投資……つまり、ただ他人が事業運営して稼ぐ能力にお金を賭けるだけで世界有数のお金持ちになれるっていうのは、なんか変!なんか不思議!そもそもそれってありなの!?って感じがしませんか?

しかも、そんなウォーレン・バフェットさんの投資の成績にさえも、バフェットさんが運営するバークシャー・ハサウェイの株を購入することでおこぼれに預かることが可能なのです。

だから株式投資っていうのは奇妙、珍妙、摩訶不思議なものだし、しかもお金を賭けさえすれば、あとはなんの労働力も提供しないままお金持ちになることも可能。

どれだけの労働時間でどれだけのお金を稼いだかという労働効率という観点から考えれば労働時間をある程度かけないといけない「起業」「不動産投資」に比べて、極端な表現をすれば「労働時間ゼロでお金を稼いでいる」とさえ言える株式投資はこの資本主義の世界を攻略するための最強の武器と言えると思う。

ただ問題は、株式投資って正直その気になれば社会と関わることなくたった一人で大金を稼ぐことができるので

の両方を失う可能性があって、資本主義を最高効率で攻略できる代わりに、人生の幸福感を失う人生につながる可能性もそこそこある、ものすごくバランスが悪いものだと思う。

「不動産投資」はよく言えば「起業」「株式投資」の良いとこ取り、悪く言えば中途半端だと思う。

不動産投資は家を売ったり買ったり家賃をもらったりとするときにある程度人と関わる(社会と関わる)ので人間関係はそこそこ保てるし、家さえ買えばあとは家賃収入をもらうだけで大きな労働力は提供しなくていいので、ある程度労働効率もいいと思う。ただ、twitterで不動産投資家のつぶやきを見ると「仕事終わりの打ち上げとかに憧れる」とか「もっと社会と関わりたい」とか書かれていたりするので、「起業」ほどやりがいがあるわけではなく、「株式投資」ほど高効率で稼げるわけでもなく、つまりやっぱり結論は、よく言えば「起業」「株式投資」の良いとこ取り、悪く言えば中途半端だと思う。

さて、最後に「起業」「株式投資」「不動産投資」の全てに、私の偏見だけの悪口を言って終わります。

まず「起業」で成功した人は息子、娘を某有名私立大学に通わせます。そして某有名私立大学に進学した社長の息子は全員が性犯罪加害者となり、某有名私立大学に進学した社長の娘は全員が性犯罪被害者となります。例外は無い。

「株式投資」で成功した人は、社会と関わらずともお金を稼げるようになった結果、全員孤独死します。例外は無い。

「不動産投資」で成功した人の、息子、娘は不動産投資で成功した本人が亡くなった後に、残された不動産の相続をめぐり、親族全員で憎しみ合い、奪い合い、殺し合います。つまり、不動産投資で成功した人は全員、最終的に親族の仲が悪くなる運命にあります。そして、親族の殺し合いに勝利した人は、最終的に全員煽り運転で捕まります。世の中で煽り運転をしている人は全員地主です。例外は無い。

では「起業」「株式投資」「不動産投資」の全てに手を出さず、平々凡々な人生を送るのが最も成功なのだろうか?と思うかもしれません。「起業」「株式投資」「不動産投資」に手を出さなかった人は全員、人生のほぼ全てを他人にコントロールされ、自分の力でコントロールできないまま死にます。例外は無い。

つまり例え人間はどのような生き方をしても最終的にもうダメなのですが、どうせダメなら暇つぶしにお金持ちにでもなってみませんか?というお誘い。それがこのサイトです。

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